アフターピルの作用

アフターピルとは、避妊を目的として行為をしたが、何らかの事故で失敗した際に妊娠を回避するために使用する緊急避妊薬です。
現在では、性行為は妊娠を目的としたものだけではなく、男女のコミュニケーションとしての意味をもつ行為ですので、危険日と知りつつも避妊をしなかった場合や、コンドームを使用していたが破損してしまった、あるいは性犯罪などで望まぬ性交の強要などでも、女性の強い味方となるお薬です。

使用方法
受精卵の着床を防ぐ目的をもつ中用量ピル(女性用ホルモン剤)ですが、回数を2回に分けて内服します。妊娠の可能性がある性交後、72時間以内に1回目をのみ、2回目は1回目の12時間後に服用する必要があります。
この72時間というのは、受精から着床までには7日間を要しますが、それよりも前に月経を起こすためのタイムリミットですが、中用量ピルを服用しての避妊の確率は、76~89%と言われており、ピルの投与が早ければ早いほど効果が上がるため、確実な避妊のためには24時間以内がベストと言われています。

副作用
普段から避妊を行う低用量ピルとは異なり、中用量のため、強い副作用を併せ持ち、体に合わず、体調を崩す場合もあります。
代表的なものとしては、頭痛、嘔気、嘔吐があり、その他には下腹部痛、イライラ、倦怠感、経血量の変化、浮腫、下痢、便秘、不正出血などがあげられます。
服用直後の吐き気や嫌悪感を感じる方が多く、この場合は、24時間以内に再度1回目として服用した方が確実な避妊ができるとされています。
また副作用は一時的なものなので、強い心配はいりませんが、これらの副作用が少なからず起こりうるということを知っておいたほうが安心して使用できます。

アフターピルの種類
日本国内では、プラノバール錠が一般的に院内処方として使われていましたが、2011年5月にはノルレボ錠が正式に承認を受け、
院内では、ノルレボ錠1回2錠服用のみの避妊方法と、ヤッペ法というプラノバール錠2錠ずつを2回服用する方法を取り入れられています。また現在では、ヤッペ法は57%の避妊率と言われており、ノルレボ錠の方は85%の避妊率と、吐き気が少ないという理由から周流とされています。
なお、海外医薬品の個人輸入でも購入が可能で、ノルレボ錠のジェネリック医薬品として、アイピルが販売されています。
アイピルは、女性ホルモンバランスを乱し、子宮内膜を剥がし、着床を防ぐ作用を持ちますが、24時間以内では95%、72時間以内では75%もの避妊確率とうたわれています。

参考サイト

避妊薬|低用量ピル・アフターピル|効果・副作用|お薬なび